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カウンセリングを受けた効果:自己の考えを人前で述べられるようにもなる

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  Photo by Christina @ wocintechchat.com on Unsplash ある認知行動療法(CBT)を受けた卒業生の意見を聞いてなるほど~と思った。 カウンセリングを受けると、プレゼンテーション能力が上がるというのだ。 理由は、常にセラピストの前で自己の考えや感じたこと、質問に対して答えているので、 自然に、意見を言葉に表すことに慣れてくるとのこと。 確かに、CBTでは、セラピストがいろいろな質問をして、 クライエントがそれに答えるというスタイルをとることが多い。 え?ワークをするのではないのか?と? 本を読んだだけでCBTをしようとするセラピストはそうなることが多いが、 CBTは英語で、Talking Therapy(お話し療法)とも言われるくらい ソクラテスとその弟子たちのように、 クライエントはセラピストの質問に対して考えて答えながら、 自己にとっての真実を見出していくのだ。 私を含め、大人になると、そうそう自己の意見を素直に話す場所は減ってくる。 仕事場では打ち合わせでそれが求められることがあるが、 いきなり本番だ。 なので、カウンセリングで自己の意見を考え、探り、表現することは、 心の問題を解決すると同時に、 意見を述べる練習にもなっている。 自己でどんどん考え進めていくクライエントは、 そのようなポイントにも気づいていた… セラピスト側もいろいろと気づかせてもらえる。 ありがたいことだ。 認知行動療法士こころのダンス **************************** Your Presentation Skills Can Be Improved By Counseling One of the graduates in learning CBT has claimed that taking counseling can refine your speech skills.  Why?  Because the participants describe their own thoughts, thinking, and opinions within the session frequently.  It depends on the way of your counselor but most of cou

自分の能力を伸ばす責任

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  Photo by Syed F Hashemi on Unsplash 自分の能力というと大きく聞こえるが 自分が”したい”と思うことには能力があると聞くので、 したいと思うこと、そのスキル、分野の知識、そして経験 それを伸ばすのは、結局自分しかできないので 自分の責任だ。 でも、学習・スキルを身に付けるためには、 資金の問題も多々起こるので、 環境がそれを許さない、ということが発生することも多い。 それでも、やはり未開発の能力に気が付いてしまった以上 それを放置したり、お金がないと押し込めたりすると、 おそらく、後々まで恨み節が残るのではないかと 自己の経験を通して思う。 そして、その不完全燃焼感は、他人に向いたりする。 キャリアを諦めざるを得なかったために、 必要以上に子どもの教育にのめり込むなどなど 資金をかけずに自己の能力を伸ばす道を探すことは重要だ。 その時に重要なのは、体系的に学ぶことだが。 年齢を理由に若い人が可能性を諦めるのを見ると、 思い込んでいるのだなあ、まだまだ若いのになあと思う。 年齢を理由にしたら、生まれたときから歳を取っているのだから、何もできない。 今の人生、80歳まで働いて100歳まで生きる時代だ。 自分の能力を育てるのは、自己の責任だ。 誰も代わることはできない。 認知行動療法士こころのダンス ****************************** Grow Your Ability On Your Own That Is Your Responsibility I have heard some people saying that they gave up going abroad because they were not young at that point and wanted to keep a rare position in Japan, although they had wished to do so.   Currently have they satisfied with the decision?  Actually I don't know but at the point they mentioned those remarks it had already passed seve

2020年10月18日(日)オンラインこころの休日講座 参加受付中

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Photo by Popescu Andrei Alexandru on Unsplash こころの健康を保つため、週末や休日・祝日にこころの休日講座を開催していますが、 台風や新型コロナのような感染症が起こることで中止になることを防ぐため、 オンライン講座も毎月実施催しています。 家にいながらPCやスマホで参加することでき、 会場まで足を運ぶ必要がなく、交通費もかからず、身支度も簡単に済む 便利な講座です。 手軽に便利に、ご活用ください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 平日は仕事や家事、プライベートでなかなかゆっくり時間が取れないもの 休日にゆっくり心の整理をしてみませんか 楽しいこと、気晴らしをすることと同時に 振り返って整理整頓、おそうじをすることで 休日明けの準備をして、安心して新しい週に臨みましょう 皆と一緒に出口に向かって考えることで いつもとは違う発見があるかもしれません ※この講座は一般向けです。 心身の調子が著しくすぐれない方は、まずは主治医や専門家に問い合わせをしてください。 ************************************** 【オンライン・こころの休日講座】 日時:2020年10月18日(日) 場所:Google Meet ※スマホ使用の場合は、事前にアプリをダウンロードしてください。            PC使用の場合は、事前にGoogleアカウントに入ってください。 講師:公認心理師・精神保健福祉士|米国認定音楽療法士|国際TMC認定CC タイムテーブル:9:30~10:45 D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)               モジュール8最終回         11:00~12:00 CBTセルフカウンセリング・スキル(認知行動療法)         12:00~13:00 休憩         13:00~14:15 リラクゼーション         14:30~15:45 歌詞分析・音楽回想         15:45~    個別面談(音楽回想の参加者向け)         18:00~     English Lesson/英語な気持ち 料金:D-MCTとCBT ¥

2020年10月4日(日)こころの休日講座@ウィリング横浜 参加受付中

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  Photo by amanda panda on Unsplash 人生において、健康をくずしては、お金があっても楽しくありません。 だから、健康を維持することはとても大切 そして身体の健康を保つためには、心の健康がキーになります。 身体を良い状態に保つために栄養や運動などに注意するように 心をよい状態に保つためにもお手入れが必要です。 平日は仕事や家事、プライベートでなかなかゆっくり時間が取れないもの 休日にゆっくり心の整理、お手入れをしてみませんか 楽しいこと、気晴らしをすることと同時に 振り返って整理整頓、おそうじをすることで 休日明けの準備をして、安心して新しい週に臨みましょう 皆と一緒に出口に向かって考えることで いつもとは違う発見があるかもしれません ※この講座は一般向けです。 心身の調子が著しくすぐれない方は、まずは主治医や専門家にお問い合わください。 ************************************** 【こころの休日講座】 日時:2020年10月4日(日) 場所:{午前}ウィリング横浜 9F 研修室903      {午後}ウィリング横浜 9F 討議室7 講師:公認心理師・精神保健福祉士|米国認定音楽療法士|国際TMC認定CC タイムテーブル:9:30~10:45 D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)               モジュール8最終回         11:00~12:00 CBTセルフカウンセリング・スキル(認知行動療法)         12:00~13:00 休憩         13:00~14:15 スピーチ・スキル         14:30~15:45 音楽回想・歌詞分析         15:45~    個別面談(音楽回想の参加者向け)         18:00~    English Lesson/英語な気持ち 料金:D-MCTとCBT ¥500    スピーチ・スキル ¥500    音楽回想+個人面談 ¥500      English ¥2000/60分 ※当日、現金にてお持ちください。釣銭のないようお願い申し上げます。 参加資格:自己の考えと感情・行動の仕組みを知り、自己の問題解決に興味のある方ならどなたでもOK 申し込み方法:以下の内容をメールにてお送りください

人生でレモンしか手に入らなければ、レモネードを作ってみる

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  Photo by Charity Beth Long on Unsplash 奈良の大学で、渋柿の渋が新型コロナウィルスを無毒化することを発見したと ニュースで見た。 通常、この渋は塗料に使われるらしいので役立っているそうだが、 それにしても、変なもの、嫌なものにも、よい使い道はあるのだと つくづく感心した。 新型コロナで外出ができないから、○○ができない、うまくいかなかった… このようなストレスは結構多く聞かれる しかし、うまくいかないことの反面、外出できないからこそ発見することもあるはずだ。 レモン(英語では、故障という意味を含むときもある)しか与えられなければ、 甘酸っぱいレモネードを作ればよいのだ。 その良いものを思いつく、発見するまで多大な努力がいるかもしれないが、 簡単に発見できるお宝というのは、 自分の目の前には転がっていないもの。だって他の人が見つけて先にとってしまうから。 だから、お宝が見えないということは、 朗報なのである (o^―^o) 認知行動療法士こころのダンス ************************************ When Live Gives You Lemon, Make Lemonade. I remembered that my friend who were good at Karate taught me to take advantage of the power of direction in case a man attacks me and try to grab me.  That is, if my arm was grabbed by the stranger's right hand, do not pull my hand towards me; it should move outside of my body towards the left side.  He said that I could take advantage of its energy.   When you are placed in a sour situation, you can make something from the situation contained.  It can be po

自由は何も広い場所にだけあるのではない

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  Photo by Sai Abhinivesh Burla on Unsplash 新型コロナで外出が自粛になり、自宅で仕事をするようにシフトされ、ひとと会ったりすることは敬遠され、ひととの距離をあけなくてはならず、飲み会やお茶会もオンラインが推奨され、旅行に行くことをよしとされず… 制限されることが、自由が奪われることが、 こんなにひとの精神状態に影響を与えることをまざまざと感じるこの半年 しかし、ここでこんなウィルスに負けるのは悔しい もちろん、広い場所で伸び伸びするのは自由な感じを得られて満足する でも、自由というのは、何も物理的に広い場所だけにあるわけではない 狭い場所にだって自由は見つけられる 問題は、自分の心が、どう漂うかではないのかな 心が縛られていれば、どんなに広い場所だって解放感は得られないものだ コロナのせいだけにしてはいけない 認知行動療法士こころのダンス **************************************************************** Discover New Freedom There are many people who have been stressed out in the current situation with Covid-19.  To be restricted, meaning losing some freedom does really affect our lives.  However, we have freedom different places where we had never noticed before the world without CV19.  You can discover freedom in where you never pay attention to.  Avoid focusing on what you are losing.  Encourage yourself to discover new one anytime.  On the day you will be free again, you will realize how much you would be storing new findings f

外出自粛だったからこそ、懐かしい思い出に浸る

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  Photo by Jon Tyson on Unsplash 現在、まだリモート勤務 もう大分慣れて、出勤よりもリモート最高♪となっているが、 今年の4月に初めてリモートワークになったときは また外出自粛も同時に経験したときは、 しばらくして、何か時間の海にとっぷりつかっているような気持ちになったものだ 部屋の窓からお日様の光を浴びている木々の葉を見ているうちに いつも間にか昔の思い出がまるで映画のように頭の中に再生され 懐かしさでいっぱいになり、なんとも言えない気持ちになった 特に、留学時代の友人が5年ぶりくらいにメールをくれたとき その時に経験した数々の思い出、特に長距離ドライブでのハプニングが詳細まで思い出され タイムスリップした感じだった。 今は、もう何度かそれらの昔の映画をたっぷり観たので;) なんとも言えない感情に浸ることもなくなった。 トーストマスターズのスピーチでも発表したが、 たかだか900ワードの原稿をつくるのに ものすごく、ものすごく、エネルギーを使った~ やはり、大切な思い出なのだなあ 外出自粛になり、時間がたっぷりできたことで 忘れていた思い出をたっぷり味わえて 良かった 認知行動療法士こころのダンス ********************************************************** Day Dream in Self-isolate People in the world had never imagined that we would be restricted to go out side freely, meet others directly, and have conversations in a cheerful manner until last spring.  The Covid-19 pandemic has forced us to stay home at work and in private anyway in order for the virus prevention taking fragile people's lives.  I am one of them who are ordered to work from home following the

2020年9月22日(火・祝)オンラインこころの休日講座 参加受付中

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  Photo by Artiom Vallat on Unsplash こころの健康を保つため、週末や休日・祝日にこころの休日講座を開催していますが、 台風や新型コロナのような感染症が起こることで中止になることを防ぐため、 4月よりオンライン講座も開催しています。 家にいながら講座を体験でき PCやスマホを用いたこれから様式の講座です。 手軽に便利に、ご活用ください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 平日は仕事や家事、プライベートでなかなかゆっくり時間が取れないもの 休日にゆっくり心の整理をしてみませんか 楽しいこと、気晴らしをすることと同時に 振り返って整理整頓、おそうじをすることで 休日明けの準備をして、安心して新しい週に臨みましょう 皆と一緒に出口に向かって考えることで いつもとは違う発見があるかもしれません ※この講座は一般向けです。 心身の調子が著しくすぐれない方は、まずは主治医や専門家に問い合わせをしてください。 ************************************** 【オンライン・こころの休日講座】 日時:2020年9月22日(火・祝) 場所:Google Meet ※スマホ使用の場合は、事前にアプリをダウンロードしてください。            PC使用の場合は、事前にGoogleアカウントに入ってください。 講師:公認心理師・精神保健福祉士|米国認定音楽療法士|国際TMC認定CC タイムテーブル:9:30~10:45 D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)         11:00~12:00 CBTセルフカウンセリン講座(認知行動療法)         12:00~13:00 休憩         13:00~14:15 マインドフルネス         14:30~15:45 歌詞分析・音楽回想         15:45~    個別面談(音楽回想の参加者向け)         18:00~     English Lesson/英語な気持ち 料金:D-MCTとCBT ¥500    アサーション・コミュニケーションスキル ¥500    歌詞分析・音楽回想+個人面談 ¥500      En

2020年9月6日(日)こころの休日講座@ウィリング横浜 参加受付中

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Photo by Nick Fewings on Unsplash 人生において、健康が一番大切 身体の健康を保つためには、心の健康も大切です 身体を良い状態に保つために栄養や運動などに注意するように 心をよい状態に保つためにもお手入れが必要です 平日は仕事や家事、プライベートでなかなかゆっくり時間が取れないもの 休日にゆっくり心の整理、お手入れをしてみませんか 楽しいこと、気晴らしをすることと同時に 振り返って整理整頓、おそうじをすることで 休日明けの準備をして、安心して新しい週に臨みましょう 皆と一緒に出口に向かって考えることで いつもとは違う発見があるかもしれません ※この講座は一般向けです。 心身の調子が著しくすぐれない方は、まずは主治医や専門家にお問い合わください。 ************************************** 【こころの休日講座】 日時:2020年9月6日(日) 場所:{午前}ウィリング横浜 9F 研修室903      {午後}ウィリング横浜 9F 討議室1 講師:公認心理師・精神保健福祉士|米国認定音楽療法士|国際TMC認定CC タイムテーブル:9:30~10:45 D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)         11:00~12:00 CBTセルフカウンセリン講座(認知行動療法)         12:00~13:00 休憩         13:00~14:15 スピーチ・スキル         14:30~15:45 音楽回想・歌詞分析         15:45~    個別面談(音楽回想の参加者向け)         18:00~    English Lesson/英語な気持ち 料金:D-MCTとCBT ¥500    スピーチ・スキル ¥500    音楽回想+個人面談 ¥500      English ¥2000/60分 ※当日、現金にてお持ちください。釣銭のないようお願い申し上げます。 参加資格:自己の考えと感情・行動の仕組みを知り、自己の問題解決に興味のある方ならどなたでもOK 申し込み方法:以下の内容をメールにてお送りください。        ・氏名 ・住所 ・電話番号 ・希望講座名         プライバシーポリシー メールアドレス:d-mct@satorimtcbt.p

第75回終戦記念日

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  『記憶の解凍』プロジェクト(庭田×渡邊@東京大学) ※当時の白黒の写真に色をつけ、実感を持って当時の大変さをつたえることをミッションとした プロジェクトです。 2010年に米国留学から帰国して、高齢者施設で音楽療法士の仕事に携われたことは 本当に意味のあることだった 就職希望した病院は面接で落ちたのだが、そのおかげで高齢者と深くかかわりを持てたのだ 何が良かったのかというと、彼らが過ごした青春時代、それは戦時中であり戦後になるが、 について調べ、当時流行った流行歌を練習し、一緒に歌い、その歌詞の意味を彼らの経験とともに噛み締めることたできたこと。 日本の人たちが、どれだけ大変な思いをして戦争を潜り抜けてきたのかを実感できたこと。 あの4年間の老健での勤務がなければ、 私はいまだに、戦争時代を知ろうともしない、どちらかといえば話を避けてしまうような、 未成熟な大人でいたと思う。 戦争で戦って帰還できた人々、その間家を守って彼らが帰ってくるのを待っていた人々, そして生きては帰って来られなかった多くの人々 涙なくしては語れない 今だに戦場へ赴いて戦死した父の声を覚えていると、当時4,5歳だったおばあちゃん 佐賀県で、長崎に落ちた原爆の光を見たというおじいちゃん 南洋の島でモールス信号を打っていた戦死した兄のことを涙ながらに語るおじいちゃん 学徒動員で、クラスの半分の男子が戦場に赴き、戦死した、 その中に兄がいたと泣きながら話すおばあちゃん 東京裁判で、捕虜にきんぴらを食べさせたと戦犯になった人がいたと、歌いたい歌の楽譜を入れた封筒に書いてくれたおじいちゃん (西洋人は植物の根を食べる習慣がないため、虐待と捉えられた) 戦争が終わって南の島に残され、皆で毎日『椰子の実』を歌いながら日本からの迎えの船を待っていたという、おじいちゃん 婚約者が8月15日に特攻隊でつっこむ予定だったが、終戦となり結婚することができたと言うおばあちゃん 兵隊として校庭での訓練で、さんざん叩かれた、日本は徹底的に負けたことが良かったのだ、戦争を止められたのだと苦々しく笑ったおじいちゃん その他、細かい日常をいろいろと語ってくれた高齢者の皆さま 今の日本の繁栄は、当時の人々の命と血と汗と涙とに支えられているのだ あまりよく知らない若い人たちなどに、上に紹介した当時のカラー写真などを見たりして 知