カウンセリングを受けた効果:自己の考えを人前で述べられるようにもなる

 

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ある認知行動療法(CBT)を受けた卒業生の意見を聞いてなるほど~と思った。

カウンセリングを受けると、プレゼンテーション能力が上がるというのだ。

理由は、常にセラピストの前で自己の考えや感じたこと、質問に対して答えているので、

自然に、意見を言葉に表すことに慣れてくるとのこと。

確かに、CBTでは、セラピストがいろいろな質問をして、

クライエントがそれに答えるというスタイルをとることが多い。

え?ワークをするのではないのか?と?

本を読んだだけでCBTをしようとするセラピストはそうなることが多いが、

CBTは英語で、Talking Therapy(お話し療法)とも言われるくらい

ソクラテスとその弟子たちのように、

クライエントはセラピストの質問に対して考えて答えながら、

自己にとっての真実を見出していくのだ。

私を含め、大人になると、そうそう自己の意見を素直に話す場所は減ってくる。

仕事場では打ち合わせでそれが求められることがあるが、

いきなり本番だ。

なので、カウンセリングで自己の意見を考え、探り、表現することは、

心の問題を解決すると同時に、

意見を述べる練習にもなっている。

自己でどんどん考え進めていくクライエントは、

そのようなポイントにも気づいていた…

セラピスト側もいろいろと気づかせてもらえる。

ありがたいことだ。


認知行動療法士こころのダンス


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Your Presentation Skills Can Be Improved By Counseling

One of the graduates in learning CBT has claimed that taking counseling can refine your speech skills.  Why?  Because the participants describe their own thoughts, thinking, and opinions within the session frequently.  It depends on the way of your counselor but most of counseling you are obligate to speak out along with your words.  It means that you are always practicing how to express your emotion and thoughts.  How wonderful it is!  How often have you had an opportunities in making your remarks at work and home?  A lot!  Especially you face many situations which you have to make a comment like in a regular meeting.  Making a speech is a skill that you can obtain mastery of it through practice.  If you don't have enough opportunities to depict your thoughts in daily life, please give it a try to take counseling!  It might benefit you to sort out your thoughts and feelings that you've never talked to others through giving them a "figure" with words and then, you will discover that you communicate to others more smoothly with your own words.  

コメント

Akiko さんのコメント…

‟認知行動療法などのカウンセリングを通して自分の考えを表現していくことが心の問題の解決と同時に意見を述べる練習になりプレゼンテーション能力が上がる”ことは、まさにその通りだな~と思いました。

自分の置かれた環境で、物事を柔軟にとらえることで一つのことが幅広く応用される、自分次第で可能性が広げられるんだな~と思うと、これからの自分にワクワクしました。
出会ったいろいろな療法にトライし続けていきたい。
モモンガ さんの投稿…
相談したい、頭の中のモヤモヤを整理したい、というような事を箇条書きにして、カウンセリング受けると力量や相性によって結果が大きく差が出ました。相性の良いセラピストさんだと、どんどん私の言葉を促され、新たな気づきが得られ、本当に頭の中でプレゼンしてる様なまとまったキーワードが得られて成長できます。同じ内容でも、セラピストさんから質問返しで聞かれるとイライラしたりして『私が聞いたのに、話すんじゃなかった』となったりします。その場合、自信を持てなくなります。それでも、自分が悩んでることをまとめた上で、相談し、解答に導かれる事を繰り返せると、確実にプレゼン力がつきます。‥まぁプレゼンするような仕事には、もうつけないと思いますが、文章を書いたり、メモの整理力として役だってます。
認知行動療法士こころのダンス さんのコメント…
Akikoさん
違う目的で始めたことが、別のことに役立っていると痛感する経験を何度もすると、トライすることに積極的になるかもしませんね。人生、無駄なことはありません。

モモンガさん
お互いに人間同士であるので、相性はあると思います。また、セラピストもピンキリなので、その部分は自身に言い聞かせる部分でもあります。どんどん話させてくれて、話すことで自己発見ができるセラピストを選んでください。文章を書くことも重要な頭の仕事だと思います。

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