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2月, 2021の投稿を表示しています

アイディアが素晴らしいし、何より楽しい♪ #16 Travelling UKIYO-E Road “The 53 Stations of the Tokaido” | Tokyo to ...

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            全16回あります 東海道53次を日本橋から自転車で辿り大阪に到着。その後新幹線で辿った道を引き返し、何日もかかった足跡をたどる。 それだけではなく、宿場毎にある浮世絵を紹介、最後はまとめて旅の感想を入れ、その横に名物、寺ほかの情報を入れ込む。 これは歴史の勉強として授業に取り入れてもよいのではないかという質、出来上がりだ。 このアイディア、そして努力、推敲方法が、まだ20代前半の若者からら出てくるところが素晴らしい。まだ粗削りだが、将来がとても楽しみだ。 きちんとした教育と倫理観を身に付けているため、話す内容も安心して聴ける。 自分はしっかりと頭を使っていないのかも…とこのYoutuberの動画を見ながら反省している最中 認知行動療法士こころのダンス

悔いのない人生

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お散歩の途中で 今朝早く伯父様が亡くなった。 とても人徳のあった方で、家族や親戚をはじめ、多くの人が悲しんでいる。残念なことに、私たちは住まいが遠いことも手伝って、なぜかほとんど会う機会がなかった。 数日前に母と食事をしたとき、子どもの頃の兄との話(故・伯父)をしていた。まだ兄弟たちがおばあちゃんに手を引かれていたときのこと、小学校の頃のこと、大学受験のときのこと。本当に多くの人に愛されて可愛がられた伯父のエピソード… つい昨日のことのような情況を簡単に思い浮かべることができるような話だった。 人々から愛され成功したが、少し病気になるのが早かったかもしれない。大切な人を早くに亡くしもした。それでも伯父は悔いなく天に召されたのだろうか。だぶんそうだろうと思う。 80年はとても長いと思っていた。果てしがないと思っていた。しかし、今この年になって思うと、「あ」っという間だ。30年なんてあっという間。だから、もう一回あっ、と言ったら、もうこの世にはいない。 人生は短いので、本当に自分が幸せと思うことをしたい。それは他人から見て評価されるカタチではない場合も多い。ささいな幸せ、他人は興味がない幸せ、それが自分の幸せだったりする。 先日、「人生で一番の成功はなんですか。一番の失敗は何ですか」という質問をされた。聞いた瞬間脱力した。なんて軽い質問なのだ。成功とか失敗とかの次元じゃないんだって。ぜんぶがいいんだって。 認知行動療法士こころのダンス  

興味をもったことはすぐトライしないと出会えなくなる…”Jacques Loussier Trio - Subway Köln 1998”

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20代のころに、バッハ/Bachとジャズを合わせた演奏家がいるよ、とは聞いたことがあった。 私は子どもの頃からピアノを習っていて、Bachなどのバロック音楽は沢山弾かされた…そして最初の専攻はパイプオルガン、Bachはキモ中のキモ でも、弾いていると真面目過ぎてつまらなくなる。もっと楽しい要素があったらと思っていた。Jazzにも興味があった。音楽の話をしているとき、詳しい人が、Bachでジャズを弾くピアニストがいると言ったのをなぜか覚えていた。 Bill Evance好きの友人の影響でJazz pianoが大好きになり、30代ではよく聴いた。そのうち留学すると、念願のJazzピアノを習い出した。しかし、私の体内リズムは、あくまでもパイプオルガンだった…本当にダサいリズムで自分でも嫌になった。 2019年の春ごろ、ふとYoutubeでJacques Loussierのトリオを聴いた。なんと、Bachをジャズのアレンジで弾いている!20代でたった一度だけ聞いた、”そのピアニスト”のことだとすぐにつながった。 聴いたのは、4月。1か月ほど前にJacques Loussierが亡くなったことを知った。 たどってたどって、彼の作品をずっと聴いた。なんでもっと早く出会わなかったのだろう。 いや、なんで20代の頃、興味をもったころに調べなかったのだろう!上のセッションも、まだ私がばりばりやり始めた若いころではないか。お金をためて、彼が生きているときに演奏を聴けたのに! こんなわけで、Jacques Loussierを聴くときは覚悟をして聴かねばならない。それは、この素晴らしい音楽に身体中が感動するから、そして、彼が生きているとき生演奏を聴くことができたであろうにとの後悔の念が湧くからだ。 享年84歳。そんな長い間活躍していたのに、私のなまけ心で大切な機会を逃してしまった。 興味をもったら、すぐに実行しないと。もう二度と逢えないかもしれないのだ。 認知行動療法こころのダンス