目標を達成するために役立つ考え方をしているか?
Photo by Mehmet Turgut Kirkgoz on Unsplash 日頃の生活の中で、イライラ、カリカリ、もやもやすることに遭遇することは多々あるが、 そのときに必要以上にこだわってしまい、時間を潰してしまうことがある。 そんなとき、どうしたらその後味の悪い気持ちを振り払うことができるのか? まず、その嫌な気持ちが起こってくる事柄・問題が、自分のしたいことや目標、目的を大きく妨害するのかを確認する。 人に思ってもみなかったことを言われた、誤解された、非難された、それが起こった状況やその場の雰囲気、そしてその人との関係が長期的な自己の目標に影響するか?多くの場合はマイナーな部分で起こっており、あえて取り上げるほどではなかったりする。 つぎに、生活の中で、仕事でプライベートで、もやもやなどの嫌な気分を味わいたいのか?もちろん答えはNo。では、なるべくそんな気持ちが湧くようなことを考えるよりは、気持ちがフラットになるように自分に話しかけてあげたい。だいたい、自分のしたいことを妨害しないような枝葉の問題なのだから、それについてずっとイライラしているのは時間がもったいない。 最後に、自分の判断は『事実』に基づくか、Factベースか?これが一番難しい。客観的にみて事実と思われる可能性を沢山考える―最悪な事態から最善の事態までを予想してみる。すると、思っていたよりは悪いことは起こらないことに気づいたり、相手の事情を理解して自分が同じ立場なら、似たようなことしてしまうかもとの発見があったりで、とりあえずは状況を見てみようと落ち着くかもしれない。 人生は短い。これまでを振り返ってみると、10年、20年などはあっという間に経ってしまった。気持ちとは裏腹に時間は誰にとっても平等に過ぎていく。これまで生きてきたと同じ年月をこの後生きられると予想することは難しい。それなら、嫌な気分は少なくして、ささやかに幸せな気分を感じて生きて生きたいではないか。 上の3つの問いかけは、CBTのテキストとして使用している本からの引用(『認知行動療法セルフカウンセリング・ガイド(アルド・プッチ著)』だが、役に立っていると言われることも多いし、実際私自身に役立っている。10年以上前に知り合った本だが、内容の普遍さについて、常に新しい発見や認識がある。 人生は短い。気持ちよく生きる時間を増