自己効力感=多分自分にはできる!という自己への信頼感

 

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皆様、こんにちは。Satori MT & CBTです。

今日は、『自己効力感』についてお話します。

自己効力感とは何か知っていますか?

ある状況において、自分が目標を達成するために必要な行動をうまく遂行できると
信じている状態です。

今、どのくらい、あなたはその感覚を持っているでしょうか。

「私にできるんだろうか、嫌無理かもしれない…」

そう呟くあなたの気持ち、私も20代のころ痛いほど経験したと思います。

何をやってもかっこいいことができない。うまくいかない。

周りの人と比べて、自分はさえない、ひとつステージが下の人間だと思っていたと

今振り返ると思い出されます。

でも今は、それがなくなりました。

なぜだろう?

それはきっと、「自己効力感」を高めることができたからでしょう。

では、具体的にどうやって高めるのか?


自己効力感育成のための4つのTips

実は、心理学者のアルバート・バンデューラが『自己効力感』について本を書いています。

その本には、「人は誰でも、自分の可能性を信じることができれば、どんなことでも

達成できる」と書かれています。

本当でしょうか?

自分の人生を振り返って分析してみると…

当たっています。

すべての経験を経て、今があります。

では、その4つの経験とは? それは・・・


1.小さな成功体験を積み重ねる

2.周りの人の成功から学ぶ

3.承認の言葉の威力

4.感情を揺さぶる経験


1.小さな成功体験を積み重ねる

まずは、小さな成功体験を自分に体験させることから始めます。

本当に小さなやりたいこと、目標を立てて、それを達成することから始めました。

例えば、

毎日新聞を読む

1週間、毎日20分散歩する

栄養のある食事を作り置きする。

信頼できる人と1週間に一度じっくり話す時間を作る等々…

できる範囲のことから少しずつ。

すると、小さな目標を達成する度に、「自分はできるんだ!」という気持ちが自然と芽生えてきます。

小さいことを日々、無数にこなしていくのです。

すると、この無数の成功体験が、自然と自信の土台となったのだということを確信します。

コツは、”小さいこと” から、徐々に大きなチャレンジを入れていくこと。

そして、大変なことはコツコツと焦らずに実行していること。

これに尽きるかな。


2.周りの人の成功から学ぶ

また、周りの人の成功体験からも多くを学ぶことができます。

友人が難しい資格試験に合格した時、その努力や工夫を聞いて、自分も頑張ろうと刺激を受けました。

尊敬する先輩が、仕事で大きなプロジェクトを成功させた時、その秘訣を伺い、自分の仕事にも活かしました。

そして、成功した人からは、どうやってうまくいったのかのアクション工程を詳しく聴く、ということが重要です。

なぜそんなことをしたのか、どこからのそのアイディアが出てきたのか、びっくりしながら話を聴くことが多いかもしれません。

あれ、自分も無意識にやったことがある、というアクションがあるかもしれません。

今の自分の日常には習慣として出てこないアクションを聴き、驚きながらも取り入れることで、これまでの同じことの繰り返しから脱出できます。

これまでとは違うことをするから、これまでの失敗サイクルから抜け出せるのです。

そして、「自分もできるかもしれない」という希望を持てるようになり、

それは自己信頼につながり、新しい行動を積み重ねることができるのです。


3.前向きな言葉の威力

そして、自分への働きかけにおいて、自分に前向きで優しい言葉を言い聞かせることが次のステップでは重要です。

うまくいかないときの頭の中をのぞいてみてください。

だめだ、また失敗する、うまくいかない、もう嫌だ等々、ネガティブな言葉がずっと浮かんでいませんか?

言葉には言霊があります。

嘘でも悪い意味の言葉を自分に使っていると、言霊が心身の中に浸透しています。

なので、前向きで、優しい言葉を意識的に口にするようにしましょう。

「自分はできる」

「必ずやり通す」

「大丈夫、ゆっくりやればいい、できるよ」

最初は慣れずに違和感もあるでしょう。

でも、前向きで優しいセルフトークをに言い聞かせることで、心の状態が落ち着いてくるのがわかるでしょう。

この自分への言葉がとても重要なのです。

4.感情を揺さぶる経験

最後に、心を揺さぶられるような経験、感動できることに出会うことも非常に大切です。

感動的な映画を観たり、

勇気をくれる音楽を聴いたり、

心を熱くする講演会に参加したり、

スポーツの試合で感動を分けてもらったり。

これらの経験を通して、「もっと頑張ろう!」「夢を叶えたい!」という強い気持ちを持つことができると、強い原動力となります。


自分に自信を持つということ

自己効力感を高めるための道のりは、こつこつと積み重ねていく地味な作業かもしれません。

ずっとうまくはいかないし、それによって落ち込むこともあると思います。

それでも、諦めずに経験を積み重ねると、5年、10年、20年経って、その成果を手にすることができるのです。

かつては夢見ることさえなかった生活や仕事ができるようになることに疑いはありません。


よいものを手に入れるには時間がかかります。

簡単に手に入るのは問題だけ。だから焦らないで。


もし今、あなたが自信を失い、悩んでいるのなら、ぜひ『自己効力感』を高める方法を試してみてください。

小さな一歩を踏み出すことで、ピサの斜塔のように、その後大きく角度を変えて人生が変わってくるのだと思います。

あなたも、自分自身の可能性を信じて、夢に向かって進んでいってください。

心から応援しています。


でもそんな人生は冒険の連続。ひとりではきついなと思ったら、ご連絡ください。

一緒に伴走します。


Satori MT & CBT



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