今年2021年を振り返って
奈良井宿 中村邸 もうすぐ今年も終わり 皆さまはどんな年だったでしょうか。 コロナ禍に明け、コロナと共存し、コロナと共に暮れ、生活習慣を大きく変えなけれならなかったことが一番大きいかもしれません。 ようやく人に会えたと思ったら、また感染拡大して諦めなければならなかったり 運動不足になり身体の調子を崩したり太ってしまったり 家にいるからこその楽しみを見出したり、 家の中で快適に暮らす仕方に目を向けることが多くなったり 屋内で考える時間が多くなったことで人や環境への意識する時間が増えて 気候変動への対応を話し合うCOP26があったり、SDGsがより一層うたわれるようになったり 株価や住宅価格が急騰して新しい投資先や未来へを考えることが多くなったり 他にもいろいろと沢山のことがありました。 新しい環境に慣れていくことになる、コロナ前には戻らない、と聞いていましたが、 1年半以上もこの生活方式で暮らしていると、本当に戻らないのだなと思うこのごろ 宅配が興隆し、外食では一部を除いて感染者数が少なくなってもお客さんが戻らず オンラインを通じた活動が違和感なく行われることが多くなり 契約書なども紙媒体を使わなくてもよくなったりしています。 メタバースのような仮想空間がこれからどんどん活用されそうな様相で、 昭和生まれの私としては、生きている間にどこまでこの世の中が変化していくのだろうと、 ちょっと楽しみでもあります(;^_^A ご相談をコロナ禍でもお伺いしていて強く思うのは、 ひとり遊び、充足が上手にできることの強み 人、モノ、肩書などに寄りかかっている場合は、 それらが金メッキだとはっきり剥がれてくるのがわかります。 この世の中、状況は永遠であるという幻想を見事に裏切ってくれたコロナですが、 このタイミングで気づけて良かったかもしれません。 調子が悪いと悪い出来事ばかり思い出して注目してしまいますが、 ”ささやかな”良いことは生活の中にあるはず 大変だったからこそ、そのささやかな幸せに感謝しながら、 本年を送っていきたいと思います。 どうぞよい年の瀬をお送りください。 認知行動療法士こころのダンス