自分と他人の比較は、とても不公平な場合が多く…
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自分と他人を比較してしまうことは人間の常だが、
人の目が気になって気分が落ち込んでしまう、状態になるときは、
たいてい、不公平に自分と他人を比べているものだ。
例えば、リンゴがバナナを見てこう言うのだ:
「バナナさんは身体が細くて長いなあ、自分はずんぐりむっくりだ。
色が綺麗な黄色で暗闇でもわかりやすいなあ。私なんて暗闇の中では沈んでしまう。
実が柔らかくていいなあ、私なんてシャリシャリして歯ごたえがあってしまう」
リンゴはぶとうを見てこうも言う:
「ぶどうさんはいいなあ、可愛い丸い形が沢山あって。私なんて大きな丸でかっこ悪い。
一口サイズで、楽に食べてもらえていいなあ。私なんて皮をむいてもらって、
身を小さく切ってもらわなければならない」
どう思いますか?
言っていることに納得できますか?
両方美味しいよ~、それぞれ美味しいよ~、好みの問題だよ
表から眺めるとそう言えるのですが、自分の劣等感に埋まってもらうと
なかなか難しくなるのですよね。
比べるときは、他人と比べるのではなく、
「過去」の自分と比べるのです。
ああ、5月にリンゴの白い花が咲いて綺麗だったね
その後、小さい硬い緑色の実だったのに、
もうこんなに大きくなって赤くなって…
原則は同じですね。
『事実』に基づいて考える、判断するでした。
バナナやぶどうは、リンゴよりも優れているでしょうか。
事実を踏まえると、どういう存在ですか。
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