会話がうまくいくとき、いかないときのヒント
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ちょっとした会話を数人とすることを苦手とする場合は多い
二人なら大丈夫なのだが…という場合も多いし、
家族以外は苦手…ということもある。
家族が嫌だ、という場合もあるが。
チャットのような会話をするときに、
うまく流れている場合と流れていない場合を観察してみよう。
たぶん、次のようなことが起こっている。
話題のコアな内容が、加わっている人たちにより、いろいろな言葉を遣いながらも
引き継がれて、追われている。
話題の伝えたい内容をひとりが話すが、次の人はそれから外れた内容を持ち出して、またその次の人はまたまた違うポイントを話して、コアなポイントへの興味が共有されていない。そのため、皆の会話をする興味がそれてしまう。
話題を純粋に楽しめる余裕がある場合は、それが自分の興味から多少外れていても、その内容に沿った反応をして話題のコアな内容が引き継がれ、そのうち皆の興味がある程度湧いて、自然な流れの中で発展した話題に流れていく。
会話が苦手、あまり慣れていない場合は、注意が話題のコアな内容ではなく、自分の会話の下手さ、嫌いな人への気持ち、人からの良い評価を得るための緊張、あまり話題に関係ない自分が話したい気持ちなどに気持ちが集中してしまうため、話題への応答が不自然な態度で、つながりが切れたような内容を話してしまうため、それらが続くことで、皆の興味が会話から反れてしまう。
シンプルに言えば、会話のコアな内容をキャッチするようにし、
それに沿った、関連する話を出してみるのだ。
注目する先は、あくまで話題のコアな内容。
思いつかない、という場合も多いだろう。
会話をするときには、ある程度のネタ仕込みも重要になってくるので、
日頃から、いろいろな内容を入れておくことも大切だと思う。
そういえば若いとき、恩師に「話題のネタを仕込んでおけ!」と言われたなあ。
そのときは難しいと思ったけれど、
新聞や本を読む、自分の興味ある部分を学ぶなどを日々行っていると、
そのうちたまってくるものだ。
その場で何を目的とするか。
会話の内容を楽しむ、これだろう。
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