76年目の終戦記念日に寄せて
今日は76回目の終戦記念日
4年間ほど介護施設で勤務したときに元兵士の方々、妻の方々、子どもや親戚、ご友人のお話しから、どれほど当時の人たちが苦しんだかを身に染みて学習したので
この日は大切にしたいと思っている。
第一次世界大戦で勝利はしたものの、第一線を経験していなかったため、
情報に欠けていたようだ(情報があっても信じなかったかもしれない)
衛生対策、感染症対策、兵士を守る日々の健康関連がかなり貧弱で、
亡くなった兵士の半分以上が餓死や病気だったとか。
米国その他の国々では、第次世界大戦での教訓を生かし
心身衛生、感染予防、その他兵士を守ることにとても注意を払って…結果の勝利。
日本人は沢山の人々を自国の大罪のために亡くしている。
苦しみながら亡くなっていった人々の魂に合掌
そのご家族の苦しみに祈りを捧げます。
老健のデイサービスを利用していたある元気な女性
上品で、生き生きしていて、本が好きで知的で…
その方がこんなことを言っていた。
「父は私が子どもの頃に出兵してそのまま戦死したの。
父は私のことを「○○ちゃーん」って家の1階から呼んでいた。
その時の声はずっと覚えているのよ」
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