走りながら調整していけばいい
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全部そろってから、整ってから、機能を増してから動き出そうと考えると
なかなか動き出せない。
だから、よく聞く言葉、
走りながら調整すればよい
ということが重要なのだと実感する。
基本的な装備でまずは出してしまうのだそうだ。
より複雑な構造は、そのあとに改良をしていく。
実際にこのような動き方をすると、その良さに気づく。
間違い、欠陥があるのは当たり前、文句が出てくるのは当たり前。
その都度、対応していくことで、より高度になってくるのだ。
これら欠陥を最初に予想してフル装備をするまで世に出さなければ、
結局出した後も必ず欠陥はあるのだから、その分遅れる。
実際に使ってみないと、現実の不具合はよくわからないことが多い。
とにかく計画は、基本的な部分を固めたら、あとはどんどん実行し
走りながら、ボロが出てきたら調整すればよいのだ。
コメント
習い始めの時に、先生や先輩のように上手になりたいと思いを込めて、2段の重箱の木地を購入し、いつかうまくなったらこの重箱を彫って正月に使いたいと思いながら35年が経ってしまい、いまだに木地のまま手元にある。35年も続けていればかなり上手になっていると思うのに、今になっては正月に重箱を出すような生活を送らなくなっている。
振り返るとこのような考えで、思いきって前に進めない、勇気がないことの多いこと。
自分でハードルを高くしているから?うまくいかなかったことを考えてしまうから?もう少し実力がついて自信がついてから?納得いくまでといつまでたっても踏み切れないことが結構あった。
でもある時、何かを変えたいと思い、一歩踏み出してみてからこの数年はいろいろな事や考えを取り入れ、そのプロセスで自身が成長している喜びも素直に感じている。
まずはやってみようという気持ちが芽生えてきたことが何より良かったと思っている。
はじめての分野に突っ込みました。失敗ばかりです。失敗して学び、また前に向かい歩き出す。そんな毎日です
重箱の木地を買って35年間持っている…私も同じようなことがあると思います。ちゃんとできるようになったら、状況が整ったら…では、結局手をつけられないことも多々起こるのですよね。近い将来、その木地は活躍できそうでしょうか。
鳥loveさん
初めての分野にチャレンジ、失敗をしながらでも諦めずに続けられているのは、まさに走りながら調整している感じですね。焦らずボチボチ行ってください。