新春万福~幸せな言葉が満載のお品書き

新春万福(湯布院別荘 料理長 内林 誠一郎)


 福々しい言葉が満載のお品書き。通常のお品書きの言葉を新年らしく幸運をもたらすような漢字に変えている。

満腹 → 万福

焼き物 → 御家喜物

酢の物 → 御寿の物

もちろんそれぞれの料理も新年のめでたさにちなんだもの、土地や冬に関連した品々である。祝八寸の言葉も嬉しい。

このコロナ禍でいろいろなストレスがある中、こんなに気持ちを嬉しくさせてくれるお品書きに出会い感激。人生で初めて、料理長のサインを貰ってお話しをした。

何気なく使っている日常の言葉。古臭いと使わず仕舞いの昔からある福々しい言葉。改めてその重要性に気づいた。

同時に、日ごと発する言葉には注意して、相手の幸せを願う言葉を選んでささやかに使うことが大切だと実感した2021年の新春である。


認知行動療法こころのダンス




コメント

にこ さんのコメント…
 普段使う言葉を大事にすることを、最近
心がけています。なるべく優しい言葉を
つかい、穏やかに話すことで自分の気持ちを
落ち着かせています。不安な状況
では、言葉がとても大切になるのだな、
と思います。
認知行動療法士こころのダンス さんのコメント…
にこさんへ
優しい言葉を遣うようにする態度は、とても大切ですよね。言葉は本当にパワーがあると痛感します。わかっていても、疲れていると雑になって後から後悔することも多々…お互いに身に付けていきましょう。

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