学びたいときが伸びるとき

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「これ知りたいなあ、試してみたいなあ、学びたいなあ」という気持ちが湧いているのなら、多少無理してでも、それをやってしまった方がよい。


節約の精神というか、「欲することを我慢する」という美徳を学んできたからか、心が希望していることを”わがまま”と捉えて無視することがある。


そんなことを人生で繰り返してきて実感することは、行わないと結局ずっとその機会を逸してしまいがちになることだ。


そして、モチベーションはずっと続くわけではなく、しぼんでしまう。


当時の熱烈な想いは続かない。「やってみたい」という情熱には賞味期限があるのだ。だから、後から始めても、お金が貯まったからと高価な道具を揃えても、あの欲しかった気持ちはなく、なんとなく表面をなぞっているようになってしまう。


それなら、資金が足りなくても、時間が少なくても、できる範囲で小さく手をつけていった方がモチベーションをキープでき、それは何より知識や情報を吸収できることになるのだ。


今が一番若い。それは、後から行うより、脳が働くということだ。たとえ何歳であっても、1年後の方が確実に歳をとっている。その分、頭の動きは遅くなる。


人生でエネルギーを持って動ける時間はあまり長くないと思っている。我慢して、出し惜しみをして、状況が整ってからやろうと思っても、その時には恐らく体力もなくなっているかもしれない。


だから、してみたいことは「今」始める。手をつけてみて、諸所の理由で手がつけられなくても、細々と続けていることは意欲が続いているということだ。意欲があるということは物事を吸収でき行動できるということ。


変なところで自分にケチになるのはやめようと思う。









コメント

AkiKo さんのコメント…
こころの休日講座に参加をし、メタ認知トレーニングや認知行動療法を学んでいる。さらに新たに音楽療法やスピーチ・スキルの講座が加わり、今まで行ったことのないことにトライをしている。これも一つの縁だと感じ、構えず楽しんでやってみようと思っている。

スピーチ・スキルの講座は2回目だが、その中でもイヤートレーニングというものを経験した。
社説やコラム、エッセイなどの題材を耳から情報を聞き、文章の構成をつかむことを行う。
耳を慣らし鍛える練習でかなり大変だが、トレーニングを積んだら仕事や様々な場面で役に立つ内容だと感じた。

音楽療法などをきっかけにYouTubeを見るようになり、更にイヤートレーニングの練習ができないかと思い、社説やコラムなどの朗読(下記)を見つけ、仕事から帰ってきて朗読を聞くのが楽しみになっている。朗読も声のトーンや速さなど人によって心地が良かったり悪かったり、自分が話をする時の参考にもなる。一つのことがきっかけで、いろいろなことにチャレンジできることがうれしい。
・耳で聴くみやざき中央新聞
・朗読×読売新聞コラム「編集手帳」 
Akikoさんへ。
コメントをありがとうございました。興味あることを学ぶのは楽しいこと、それは世間で一般的に言われる楽しいことだけではないのだと思います。このチャンスをじっくり味わってください。後から違う自分が見られるのだと思います。

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