自分の判断を信じて責任を取る



ほぼ毎朝散歩をしているが、今年の紅葉で気づくことは、いつもよりオレンジ色が光るように色づいて目立っているなあということ。長雨で、夏になっても若葉色がちらほら見られていて、これはどう紅葉するのだろう…と密かに思っていた。この若葉色が枯れるとオレンジになるのだろうか。


最近特に重要に思うことは、人生において、最終的には自分の判断を信じてその責任を取るということだ。


いろいろな人の意見や知恵がある。いろいろな状況や対応の仕方がある。いろいろな損得がある。いろいろな感情が湧きあがってくる。いろいろな批判が各方面からくる。


そんな中、事実を冷静に見て、可能な限り情報を集め、さまざまな意見を聞き、全部の材料をテーブルに広げてカテゴリー分けし、利益とリスクを分析し…そしてやはり一番重要なのは、自分が何を優先するのか、その順位付けをして、最終的に決める。


もしそのリスクが大きいように見えても、自分の希望を優先順位として通すのなら、それは甘んじて受けるわけで。


周りの人は、損得ばかり言ってくるように思う。得だから、損だから、そうした方がいいという意見。それはアドバイスくれる人たちにとっての利益なので、自分の重要とする部分とすれ違うことも多い。その時、その「得すること」というのに私たちはとてもつられやすい。


もちろん敢えて損することを選ぶこともないが、その時問題となるのは、自分が重要視する価値観に基づいた判断が、損するように見えることを選択することになってしまうことがあるということだ。


そこでどうしますか?


得することを本意でないが選ぶか、損すること=リスクを取っても自分の優先することを取るか。ひとによって違うだろうし、何が正解というものはない。


ただ、最終的に自己が判断したことは信じて、その責任は自分が取ることが大切なのだと思う。


一旦選んだら、誰のせいでもない。自分のせいだ。しまったと思ったら、修正していくしかない。相手を責めるのは、幼い行動なのだと思う。


そんなことをオレンジ色の葉を見ながら思う秋でした。





コメント

モモンガ さんの投稿…
今朝は私も濃霧が珍しくて散歩してきました。今年は紅葉が綺麗ですよね。このお写真もすごく美しいと思うのですが、近所の山側の公園にブランコとイチョウの樹があって、まるでスポットライトがそこだけ当たってるように見える場所があります。話は逸れましたが、先生のお話の意味は、自分の価値に沿った行動かどうか、ということが大切だと解釈しました。私は以前に『絶対あなたの良い経験になるから』と勧められるまま勤めた1年間は、今思い出すのも不快なくらいの経験になりました。その時は他に選択肢が無いし素直に従って見ようと思った。そういう時に『いや、私はこうする』と強く自分を持つのは意外と難しいです。でも、このブログを読みまして、今ならすごくわかるようになりました。いつも自分の芯のココロに問う事が大事なんだと、忘れずにいきたいです。
モモンガさんへ
コメントをありがとうございました。近所の公園に、素敵なブランコとイチョウの樹の風景があるのですね!写真を見てみたいですねえ。私は風景が大好きなので、きっとその場所が好きになると思います。勧められてお勤めをした辛い経験もご自分の成長のために選ばれたことだったので、モモンガさんの実になっていると思います。最初はそのような経験をして、徐々に自分の「芯のココロ」が養われてくると思うのです。貴重なご意見をありがとうございました。

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