アドヴァイスかどうかを見分ける



日本人は欠点を指摘して育て、アメリカ人は長所を褒めて育てるという実験について昔社会心理学者の先輩から話を聞いたことがある。欠点を指摘して育てる方が間違いがなくなることが実証研究でわかったそうだ。それは素晴らしい。

しかし、日本人のあまりにも失敗を恐れる姿を見る時、大丈夫だろうかと思うのは私だけだろうか。各国の高校生の幸せ度アンケートを取ると、毎回低いランクにいる日本だ。こんなに恵まれた国なのに。

また、アドバイスと本気で思い欠点ばかりを指摘する人々は沢山いるが、なんであんなに熱心なのだろう?不思議だ。長所を伸ばすことも同時に同じだけ言えばよいのに、その部分はあまり見られないことも多い。言うことによる優越感なのかと思わざるを得ないときもある。もし本当の心からのアドバイスであっても。

しかし、人は結局そんなものかもしれない。だから、自分で本当に大切なアドバイスなのかどうかを見分けることは重要だ。重要なアドバイスなのに聞き逃したり、そうでないのに取り入れたりしては、自分にとってあまり具合が良いとは言えない。

事実に即しているか―客観的に検討して大切なアドバイスかどうかを見分けることができるようになるためには、練習に多少時間がいるかもしれない。それでも、丁寧に行って行けば、自分にとって益になる。



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Why do people focus on weakness/negative points frequently? 


Is that the Japanese feature?  A tendency that people point out weakness and not strength has been seen frequently in our society.  It is like listening to the sounds of fly's buzzing.  It is seen not only the Japanese, but it appears the phenomenon in every country.  It might be easier to do so than to focus on their own problems. 


Then, once it shows them an attitude to accept it kindly, they look really greedy to "advise".  I don't want to hurt them because they don't realize the buzzing consciously and might offer their help many times. 

After all, I myself take control of it.  I discern their offer whether or not it is advice.  Thanks.   


コメント

nico さんの投稿…
本気で褒めてる、何となく褒めてる、のが相手には分かるから、褒めるのは難しいです。相手のよいところを喜ぶ習慣を身につけたいです。
モモンガ さんの投稿…
褒められたいです。自分でまずかったなと気づいた時に、怒らないで諭してくれると感謝します。でも逆に褒めるのは難しいですよね。褒めるつもりが、相手は否定的に受けてしまったり。
nicoさん。コメントをありがとうございました。
確かに、褒め方は注意しないと逆の意味で取られることもありますよね。相手の良い所を見る習慣がつくということは、自分の部分も自然と見えるようになるのだと思います。

モモンガさん。コメントありがとうございました。
まずかったな~と思ったとき、静かに諭してくれる人は嬉しいしすごいですよね。私もそうなりたいと思いますが、なかなか難しい…。

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